ノンアル生活

これから禁酒(禁煙)したいと思う人に向けての徒然。(お酒やタバコの愛好家向けではありません。)

先生の飲酒

この前、久しぶりにテレビを見ていたら、テレビによく出演している医者の日常の食事みたいのがやっていたのだが、相変わらずのカロリー信仰みたいのを実践していて、1日2000カロリーに抑えてあるからOKみたいの。カロリーを守ることよりも必須栄養素をちゃんと取らないとダメなんよ。これは私が人体実験的にやってきて経験済みだし、そのようにちゃんんと本にも書いてあるしね。そして、この医者の方、朝と昼は軽くして夜にワインをボトル半分飲んで、ワインにあうからという理由で肉をメインに食べてるとか。

夜に酒を飲んじゃうと、肝臓がアルコールの解毒に使われしまって、脂肪分解とか疲労回復に使われなくなるのだけどねぇ。。。前のブログにも書いたけど。

そして肉を夜に沢山食べると、またこれも消化に時間がかかるから、寝るまでに消化されずに、寝てる間は肉の消化に内臓が使われて疲労回復にならないんじゃないかな。

まあこの方は多分、適度なアルコールは身体に良いんだ、Jカーブってのがあるだろとか言いそうだけど、それも言い訳みたいな統計だっていうのは前のブログでも書いたけどね。まあ、皆、自分が酒を飲む言い訳を何だかんだ言いたいんだろうけど。(仮にJカーブが正しかったしても、1日にワインボトル半分は適量じゃないですね。1日の適量は純アルコール20グラムとか言ってるから、ワインだったら192mlらしいだとか)

仏教のお坊さんも本当は酒を飲んじゃいけないらしいんだけど、日本のお坊さんは適当な言い訳言って飲んじゃってるって何かで読んだけど。先生と呼ばれる人はそういう傾向があるのかもね。まあその人たちがどれだけ飲もうがその人たちの自由、でも、俺はもう飲まないよ。

過度な飲酒者

OECDの統計資料についての記事が載っていました。

惑わされていけないのが、日本は一人当たりの年間アルコール消費量がOECDの平均より低いということよりも、飲酒者のうちTop20%の人々が全体のアルコール消費量の70%を消費しており、それはOECDハンガリーとアメリカに次ぐ世界第三位にあるということに注目しなければならない点です。

http://www.oecd.org/els/health-systems/Policy-Brief-Tackling-harmful-alcohol-use-JAPANESE.pdf

何かパレートの法則の80対20に近いですね。売上の80%は20%の顧客から生み出されるみたいな。

面白いのが平均値ではフランスなんか3位ですが、Top20 %が消費する割合のランキングでは12位なんです。フランスに住んでましたが(その時は大酒のみでした、私)、食事に行くとワインを飲みますが、ほどほどしか飲めなくて、メインが終わるとデザートで、食後酒も飲みますが、それでおしまいみたいな感じで、日本の居酒屋みたいに延々と飲めなくて困った記憶があります。デザートまで来てるのに、ワインもう1本頼んだら店の人にアル中かお前みたいな顔されたことがあり、困っていた時にフランス人の友達に連れて行ってもらった店が、延々とワインを頼み飲み続けても良い店だったので、そこに通うことになってしまいました。。。

なので、フランスなんかは皆がそこそこ飲む感じなんでしょう。日本は一部の酒好きがヘベレケになるまで飲む感じなんでしょうか。

もう一つ面白いのがこれ。

http://www.oecd.org/japan/Tackling-harmful-alcohol-use-JAPAN-Jp%20(final).pdf

格差と過度の飲酒の相関性なんですが、確かに男性低学歴の方が男性高学歴よりも過度の飲酒をしている率は高いですが、低いと言われる男性高学歴でも20%近いので、あんまり差はない気が個人的にはします。(英語の資料では男性低学歴25.4%、男性中学歴23.7%、男性高学歴19.6%と数字が載ってました)

このデータが国ごとにあったので、自分で比較してみたかったので表にしてみました。(OECDの資料から引用。この数字がなかった国は割愛しました。)

f:id:noalcohol:20150514105120j:plain

さあ、どうでしょう、この数字。

男性はイングランド、日本、韓国がトップ3ですね。

しかし、どんな学歴であろうとも、世の中の3割近くの男性が過度な飲酒者って、どうなんですかね?飲みそうなフランスとかオーストラリアとかは数%ですよ。アメリカだって1割ですよ。しかも日本人はアルコールの分解酵素が少ないのにです。飲めちゃうからじゃないでしょう、飲まれてるんじゃないですかね。身体にも良くないし、飲めないのに飲んだら人に迷惑もかけるでしょう。そんな人の割合が社会の3割って、どうなんでしょうか。この数字、皆さんはどう捉えますかね。


 

 

面白い記事

こんな面白い記事が出てました

 

diamond.jp

今時、公共の場所での喫煙を推進するかのようなことを言う人って珍しいなと思ってちょっと調べてみましたら、やはりです。

 

やしきたかじんメモリアル | 岸博幸の喫煙所トーク

 

http://rubese.net/twisoq/target.php?tag=sokotoko&id=258320596281221120

 

まあ自分の肩身が狭くなるのが嫌嫌だったんでしょうか、可愛い抵抗ですかね。

 

この本読んでも無理でしょうかね。

 

読むだけで絶対やめられる禁煙セラピー [セラピーシリーズ] (ムックセレクト)

読むだけで絶対やめられる禁煙セラピー [セラピーシリーズ] (ムックセレクト)

 

 

 

 

 

断酒1年達成

断酒を始めてから1年が過ぎました。

きっかけは去年の3月のフルマラソンが終わった開放感から(それまで飲んでなかった)浴びるように酒を毎日飲んでいたのですが、ある日、何か疲れてしまったのか酒を飲みたくなってしまって、しばらく飲むのをやめようとおもって酒を飲まなくなりました。

しばらくしても、酒を飲まなくても平気なことに気付き、だったら断酒してみようと、失敗しても失うものはないしと思って気軽な気持ちで始めました。

最初はノンアルコールビールを必ず飲んでいましたが、禁酒セラピーを読んだり、その他アルコールにまつわるデメリットを知るようになったら本当に飲みたくなくなりました。今では、ノンアルコールビールすら飲んでません。ケース買いした在庫がまだ家に余っています。

今は、アルコールを飲んで脳を萎縮させて認知症になるリスクを上げたり、内臓を酷使してガンなどになるリスクをわざわざ貴重なお金と時間を使ってまでする必要はないと思っていますので、全く飲む気になりません。例えるなら、何かの毒物をわざわざ自分のお金で買って身体に入れることをしないのと同じ感じです。

禁酒したいと思ってる方、大丈夫かなと思っている方、飲まなくて人生楽しくならないか不安な方、大丈夫です。私がやめられたんですから。失敗しても大丈夫ですよ、また挑めば良いだけです。失うものはなにもありません。

アルコールの脳への影響

最近、全く飲まないし、飲みたいとも思わないのでブログに書くネタがなかったのですが、アルコールが与える脳への影響が気になりました。


久里浜医療センター| 情報ボックス アルコール 1. アルコールの基礎知識 アルコールと認知症

 

久里浜医療センターはアルコール依存症の治療で有名なところですが、この記事によるとアルコール摂取によって脳が萎縮する傾向があるとのことです。認知症になる確率も高くなりそうです。アルコールの多量摂取で肝臓がんになるのも嫌ですが、脳がやられるのも嫌ですね。よくいますよね、「俺は肝臓が丈夫だから、酒はどんだけ飲んでも平気さ」みたいな人。肝臓が大丈夫でも脳は大丈夫とは限らないみたいです。

 

こんな記事もありました。


認知症のリスクも増加!? お酒を飲み続けると脳が萎縮って本当? - ライブドアニュース

 

極端な例ですが、サッカーの元イングランド代表選手だったポールガスコイン、酒浸りで相当な状態です。


Paul Gascoigne having alcohol shakes in front of audience - YouTube

 

元サッカーイングランド代表、ポール・ガスコインさん(47)の現在の姿をご覧ください : ゴシップポスト

 

ここまでになるのは1日にウィスキー4本飲んでたとかなのでしょうが、お酒は適量を守るというのが非常に難しいので、私なんかも飲んでた時は気持ち悪くなるまで止まらない質だったので、それを70歳とかまで続けたら脳は確実に萎縮し続けたでしょう。ただでさえなりたくない認知症、わざわざ自分から追い込むことはしたくないです。

 

アルコールの分解時間

今まで家で日々飲んでいたアルコールを分解する時間はどれくらいだったのか計算してみた。(計算したのは以下のサイト)

アルコール計算機~分解時間と血中濃度~

ビール500ml、チューハイ500ml、ワイン2杯(150ml)で計算してみると、分解にかかる時間は何と6時間54分!

下手すると起きてもまだ酒が残ってる状態ですね、これは。。。それも毎日。。。

ということはですよ、寝てる間、私の肝臓くんは飲んだアルコールの解毒をするのでフル稼働なわけです。肝臓はアルコールなどの毒物の解毒を最優先するという特徴がありますので、このビールだのチューハイだのワインだのを飲んで取り込んだアルコールの解毒しかしてないはずです。これがどんな影響を及ぼすかについては、また次の機会に書いてみますが、このブログを読んだ方は上記のサイトで自分のアルコール分解時間を知ってみるのはいかがでしょうか。

私が飲みに行ってた時を振り返ると。。。

とりあえずビールジョッキ2杯、チューハイ6杯くらい、ワインボトル半分は飲んでるでしょうから、それで計算してみたら、何とアルコールが体内からなくなるまで22時間!翌日はずーっとシラフじゃない状態。それで仕事してたのかと思うと、「渇!」です。

高倉健さん

高倉健さんが亡くなりました。

高倉健さんはお酒を飲まないことで知られていましたが、私の野生の勘ではどうも下戸には見えなかったのです。NHKでの密着取材でも体に相当気をつけているようでしたし、体が唯一の資本だよって言っていたので、飲めないじゃなくて飲まないんじゃないかと何となく思っていました。ネットで調べてみると、三浦友和さんが以前に高倉健さんと食事をしたときにワインを飲んでいて、「僕はね、少しは飲むこともあるんです」と言っていたと。飲めないんでなく、飲まないんだと。

そして、梅宮辰夫のコメントで「健さんは以前に酔っ払って、タクシーの運転手を殴っちゃって、それから酒を飲まなくなったらしい」との証言も発見。本人も自分は結構血の気があるほうだって言ってたので、酒を飲むとヤバイとどこかで思ったんでしょう。

高倉健さん、酒よりも人生大事なことがあると気付いて、やめたんですね。より尊敬度合いが大きくなりました。

 

ちなみに以下の俳優さんはお酒を飲まない(飲めないかも)そうです。

高倉健さん、三國連太郎さん、津川雅彦さん、緒方拳さん、小林念侍さん、田中邦衛さん、植木等さん

 

飲まない(飲めない)ことと台本を記憶しなければいけない俳優業で長く活躍されている方がこれだけいるということに相関関係があるのかは私にはわかりませんが。。。